安息香酸という添加物の妊娠不妊治療への影響

安息香酸は抗菌作用があり、醤油、果実ソース、酢、清涼飲料水、シロップ、果実の表皮、キャビア、マーガリン、シャンプーなど使用されている保存料です。

安息香酸は、安息香酸ナトリウムやパラオキシ安息香酸エステル類などいろいろあります。

安息香酸は、炭酸飲料に添加されているビタミンCと化学反応して発がん性物質であるベンゼンを微量ながらも生成するとして、該当商品が自主回収されたことがあります。

イギリスのグレイト・オーモンド・ストリート病院で、すぐにケンカ腰になったり、落ち着きがなく暴れる子どもたち76人について食事の調査・研究が行われました。

食事療法の結果、合成着色料を抜いた食事をさせることで、81％の子どもたちが好反応を示し、加えて喘息、皮膚炎、花粉症、耳炎、鼻炎、偏頭痛などの症状まで改善されるという結果が出ました。

グレイト・オーモンド・ストリート病院の研究によると、安息香酸とタール色素（合成着色料）の黄色4号の組み合わせが、最悪のものだったそうです。

安息香酸は、毒性が強く、一定量以上を動物に与えると、死んでしまうという報告もあります。

例えば、ラットに安息香酸ナトリウムをえさに2％および5％の割合で混ぜて4週間食べさせた実験が行われました。

5％の割合で混ぜたラットは、全てが過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起して死亡しました。

2％の割合で混ぜたラットでは、体重が減少し、食欲も低下しと報告されています。

シェフィールド大学のピーター・パイパー教授によると、安息香酸ナトリウムがDNAに大変なダメージを与え、ミトコンドリアの機能を完全に停止させてしまうそうです。

ミトコンドリアDNAの損傷によっておこる病気としては、パーキンソン病や神経退行性の病気があります。

将来ママになる、妊娠中や不妊治療中の女性には、恐怖を感じてしまう報告ばかりです。

さらに、安息香酸とタール色素（合成着色料）の黄色4号と一緒に摂取すると喘息やじんましんが起こりやすいという報告もあるので、ぜんそくやじんましんの症状を持っている人は気をつけてくださいね。

安息香酸は、非常に繊細な不妊治療に励む女性には、絶対に摂取してほしくない添加物です。

でも、安息香酸を一切摂取しないということは、現代社会において、不可能だと思われます。

できるだけ、摂取する量を抑えて、体内に入ったものは、速やかに排泄する方法を考えましょう。

実際に不妊治療で悩んでいたママたちが、飲み始めて3ヵ月で念願がかなったという体験談が報告されています。

不妊治療の第一歩は、巡りを整え冷え性を改善するところから始まります。

精子の老化防止にも効果が期待できるので、旦那さんと一緒に飲めるのも嬉しいですね。

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※効果には個人差があり、100％の効果を保証するものではありません。